携帯電話 電波まとめ 【au編】

By にちむ, 2013年8月31日


電波まとめ 【ドコモ編】 につづいてauも引き続きいってみましょう。
au_s

auについて、あまり知られていなかったり勘違いされている場合もよくあるのでまず歴史を振り返ってみましょう。2013年8月現在ではauというのはブランドの名称であり、会社としてはKDDI沖縄セルラーがこのブランドを用いて携帯電話事業を行っています。とにかくこの会社が複雑なんです…。

Wikipediaより引用(http://ja.wikipedia.org/wiki/KDDI)

2000年第二電電 (DDI) 、ケイディディ (KDD) 、日本移動通信 (IDO) が合併し、株式会社ディーディーアイ(略称・KDDI)として発足する[1]。2002年11月に現社名の「KDDI株式会社」に変更。

NTTの最大のライバル企業、いわゆる新電電 (NCC) の最大手として認知されているが、前身企業のひとつに、合併時に多くのインフラや資産が継承された旧・国際電信電話(国際電電、KDD)があり、1953年に国際通信網整備のために旧・電電公社から分離・設立された特殊会社であったため、事実上はNTTと同根の企業ともいえる。

意外と最近なんですよね。90年代ってのは今と違って本当にややこしかった…。なんちゃらセルラーだのIDOだのツーカーだのJ-PHONE、1会社が全国をカバーしてないからローミングの嵐…。PHSってのも各社ありましたしね…。今では考えられない、auからドコモへのローミングなんてのもありました。むしろ昨今では料金プランや契約種別は複雑なものの、それ以外は結構分かりやすいんじゃないんでしょうかねw

 

さて、前置きが長くなりましたね。電波的なお話をしましょう。

当然KDDIでも、ドコモと同じようにPDC方式での携帯電話事業は行っていました。これは、2003年3月と、かなり早い段階で終了しています。その後ツーカーグループがKDDIに吸収されたことで復活するが、これも2008年3月に終了しました。PDCより後のサービスから順に見て行きたいと思います。

1.cdmdOne
cdma-one-75328703

PDCよりも新しい2.5Gと言われる方式。現在まだメインストリームであるCDMA2000W-CDMAも同じCDMA方式である。いわゆる旧800MHz(L800MHz)を利用していたため800MHz帯再編に伴い2012年7月22日でサービス終了となった。端末としての型番はCシリーズである。

2.CDMA 1X

2002年4月1日に開始されたCDMA2000 1x MC方式による3Gサービス。型番としてはAシリーズとなる。データ通信では、144kbpsを実現した。A5515Kという機種を除いてすべてL800MHz帯のみの対応となっていたためcdmaOneとともに、800MHz帯の再編により2012年7月22日にサービスを終了した。なお、CDMA 1Xブランドとしてのサービスは終わったものの、CDMA2000 1xMC方式は現在においてもひきつづきWIN端末やLTE端末で音声通話用として利用されている。

 

3.CDMA 1X WIN
スクリーンショット 2013-08-31 7.44.44
2003年10月22日サービスイン。世代としては3.5Gである。データ通信はCDMA2000 1x EV-DO Rel.0方式と従来の1x MC方式、音声通信は従来の1x MC方式を用いている。2年前にドコモが開始したFOMAでは下り384kbpsを実現していたため、144kbpsと大きく見劣りする状況を挽回するために開始された。当初は2.4Mbpsである。

当初はL800MHz帯のみ、その後(新800MHz)N800MHz帯2GHz帯でのサービスとなった。2013年現在は前述の800MHz帯再編によりN800MHz帯2GHz帯のみでのサービスとなっている。

通信速度においては、CDMA2000 1x EV-DO Rev.Aの採用で下り3.1Mbps/上り1.8Mbpsとなった。

 

4.WIN HIGH SPEED
service_05

2010年11月5日にサービス開始。妻夫木聡と仲間由紀恵をCMキャラクターとしたことも懐かしいですね。CDMA2000 1x EV-DO MC-Rev.Aを利用することで、下り9.2Mbps/上り5.5Mbpsに対応した。FOMAハイスピードと同じように、追加料金も必要なく対応端末であればそのまま利用できる。周波数的にはN800MHzと2GHz帯。auから発売されているiPhone5には、CDMA2000 1x EV-DO Rev.Bが使用可能との表記があり、これがWIN HIGH SPEEDを利用可能ということになっていた(このへんの事情は今ちょっとわかりません…)。

携帯電話通信に関して、日本で初めてEZフラットというデータ定額制を採用したことで画期的だった(当時4410円)。後々そのEZフラットダブル定額に変更された。これも今日では当たり前の2段階定額制のはじまりだった。

5.WiMAX 
スクリーンショット 2013-08-31 8.06.39

KDDIではないし、携帯電話ですらないが取り上げます。
KDDI子会社のUQコミュニケーションズが提供しているモバイルWiMAXを用いたデータ通信サービス。2009年7月1日に開始。2.5GHz帯を利用し、下り40Mbps/上り15.4Mbpsで通信可能。

auとしては2011年4月15日に発売となったISW11HT HTC EVOが初めてWiMAXに対応。+WiMAXとして月額+525円で利用可能。 今現在ではauのスマートフォンのラインナップはすべて後述のLTE端末に置き換わっており、WiMAX搭載スマートフォンは発表されていない。

6.au 4G LTE
スクリーンショット 2013-08-31 8.34.16

 

 CDMA陣営だったKDDIが、W-CDMA陣営の推すLTE方式を採用して2012年9月21日にiPhone5の発売とともに開始された3.9Gサービスである。

・2100MHz(2GHz)帯[Band 1]
2012年9月21日開始。当初はiPhone5 のみが対応。2013年夏モデルであるHTC J One HTL22Xperia UL SOL22AQUOS PHONE SERIE SHL22URBANO L01で初めてAndroidスマートフォンとして対応。下り最大75Mbpsで開始。現時点では100Mbpsまで高速化。

・800MHz帯[Band 18]
2012年11月2日開始。LTE対応Androidスマートフォン発売ともにスタート。iPhone5は対応しない。2GHz帯よりも広くエリアが広がっていると言われている。下り最大75Mbps。

・1500MHz帯[Band 11]
800MHz帯と同じく2012年11月2日開始。LTE対応Androidのみ対応。iPhone5 は未対応。現時点でエリアはかなり狭いと思われる。下り最大75Mbps。

 

すべてのLTE端末において、音声通信にはCDMA2000 1x MCを利用しているため、通話中は1x MCにフォールバックされる。また、LTEも、1x WINも入らない場所では 1x MCでのデータ通信を行うことがあるが、下り144kbpsという速度のためほぼ通信不能状態に陥ることも少なくない。

 

まとめ

現時点auで利用可能な周波数は以下のとおりである。

3G(CDMA2000)→2GHz,N800MHz
WiMAX→2.5GHz

LTE→2GHz[Band 1],800MHz[Band 18],1500MHz[Band 11]

最高速度は端末や基地局にもよるが、3Gで下り9.2Mbps/上り5.5MBps、WiMXで下り40Mbps/上り15.4MbpsmLTEで下り100Mbps/上り15Mbpsである。

 

 

What do you think?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


*